両国駅を出て国技館通りを歩き国道14号の先に回向院という動物供養でも知られる回向院(えこういん)というお寺があります。
正式名称は、諸宗山 無縁寺 回向院で、今から360年前の明暦3年(1657年)の振袖火事という江戸の大火で亡くなった数万もの犠牲者の冥福を祈るために造られたに開かれた浄土宗の寺院です。
この回向院には、力士慰霊の力塚の他、歴史深い観音像や各地の歴史的な災害の慰霊碑を見ることができます。
開山以来、無縁仏や無縁の犬猫も供養されることになり、鼠小僧次郎吉の墓があることや落語の演目「猫定」の元となった猫の恩返し伝承でも有名なお寺です。
そんな慰霊碑群の中に鼠小僧次郎吉の墓があり、その横に日本で最古の動物の碑ではないかといわれる「猫塚」があります。諸説ありますが、この場所にあるのは、ネズミ小僧が悪さをしないよう猫が見張っているという説がありとても興味深いです。
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アクセス
回向院 公式サイト
東京都墨田区両国2-8-10
JR総武線両国駅西口より徒歩3分