仙厳園 猫神社 (鹿児島)

仙巌園 猫神社 猫スポット

鹿児島市にある仙厳園は、薩摩藩主・島津家の別邸として有名で、庭園や周囲には、薩摩藩や島津家に関する貴重な資料や文化財が展示されている尚古集成館、御殿があり、世界文化遺産にも登録されています。

仙厳園

そんな仙巌園の庭園内には、猫神社(ねこがみしゃ)という全国でも珍しい猫を祀った神社があります。猫神様は、正面入り口から奥まった御殿の裏側にあたる小高い丘の上に鎮座しています。

猫神社
猫神社

島津家の第17代・島津義弘が、朝鮮出兵の際に7匹の猫を連れて行き、猫の目の瞳孔の開き方を見て時間を推測していたという逸話があり、朝鮮から無事に生還した2匹の猫が祭られたという由来を持ちます。

こちらの関係資料によれば、「猫の瞳孔は、午前6時頃が最も大きく、日が昇るにつれ少しづつ細くなり、正午ごろには針のように細くなる。そして、午後になると少しづつ太くなっていき、午後6時頃には朝と同じようにまん丸に戻る。」とのこと。

仙厳園 猫神絵馬
仙厳園 猫神絵馬

また猫神様は、時の神様ともいわれ、百日咳にご利益があるとも言われています。庭園内の土産品ショップには、猫神社にちなんだ猫グッズが数多く並んでいます。

かごしま仙にゃん園
かごしま仙にゃん園
Ojos de Gato

仙厳園へ行かれる際には、猫好きさんのみならず、外国人観光客にも最近人気急上昇の猫神社をぜひ訪れてみてください。

仙厳園茶寮 ねこドリンク

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アクセス

仙厳園 公式サイト
 鹿児島県鹿児島市吉野町9700-1 
 JR鹿児島中央駅より車で約20分、各社路線バス「仙巌園前」下車すぐ