世界遺産としても有名な「日光東照宮」は、徳川家康公が祀られた神社で、境内の建物には漆や極彩色がほどこされ、柱などには数多くの彫刻が飾られています。
国宝8棟、重要文化財34棟など見どころ満載のパワースポットですが、そんな中でも猫好きさんの必見スポットとして、徳川家康公の墓所がある奥社への参道入り口、東回廊潜(くぐ)り門に国宝「眠り猫」があります。
眠り猫の裏は竹林で遊ぶ2羽のスズメの彫刻となっていて、「猫が眠っていることで雀のような弱者も安心して暮らせる」という弱肉強食の戦国時代が終わり、平和な世界が訪れたという「平和の象徴」を表現しているという伝承があるそうです。
平成28年に60年ぶりにお色直しされ色彩鮮やかな「眠り猫」と合わせ、動物由来でいうと”見ざる・言わざる・聞かざる”で有名な「三猿」も素晴らしいので、東照宮へ行かれた際には合わせて見学して、奥深い歴史を感じてみましょう。
近隣のお土産屋さんでは、眠り猫をモチーフとした置物や雑貨が多く売られていますので覗いてみるのも楽しみの一つです。
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アクセス
日光東照宮 公式サイト 境内マップ
栃木県日光市山内2301
JR日光駅、東武日光駅から世界遺産めぐりバス乗車「表参道」バス停下車徒歩約2分、
日光宇都宮道路「日光IC」から車で約10分