京丹後市の金刀比羅神社(ことひらじんじゃ)は、香川県の琴平町にある金刀比羅宮を総本宮として、「丹後のこんぴらさん」と呼ばれる神社で、日本遺産の”丹後ちりめん回廊”にも指定されています。
境内には、本殿、拝殿などの他、7つの末社、11対の狛犬(うち1対は狛猫、1対は石狐)が鎮座していて、この末社にあたる木島神社/猿田彦神社の御社の前には、全国的にも珍しい「狛猫」を見ることができます。
木島神社と猿田彦神社は、同じ屋根の下に同居する形で建てられていて、正面から向かって左側が木島神社になっています。
木島神社の狛猫は、この地域が、養蚕・ちりめん生産の盛んで、ネズミから蚕を守る猫が大切にされてきたこことから、ちりめん原料の生糸を供給した糸商人や養蚕家により創建され、現在は京丹後市指定の文化財にも指定されています。
この木島神社に鎮座する狛猫にちなみ、地域おこしとして金刀比羅神社とその周辺の峰山町市街地にて2016年より毎年「こまねこまつり」が開催され賑わっています。
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アクセス
金刀比羅神社 公式サイト
京都府京丹後市峰山町泉1165-2
京都丹後鉄道宮豊線 峰山駅から徒歩で約15分
丹後海陸交通 金刀比羅神社前バス停から徒歩1分