熊本県南阿蘇村にある宝来宝来神社(ほぎほぎじんじゃ)は、宝くじに御利益がある神社として知られています。この神社の境内には、くじ運向上を祈願した「くじ猫大明神」が鎮座しています。
阿蘇の雄大な景色を背景に、神社の案内板に従い細い山道を下って行くと、開けた森に真っ赤な拝殿が並ぶ光景がいきなり目に飛び込んで来ます。
境内には、御神体の当銭岩様があり、もともとこの神社は、この地のヘリポート造成工事の際の重機の運転手さんが宝くじをで当選したという逸話が由来しています。
”平成16年春、リストラされた重機の運転手がこの土地の造成工事を行っていたところ、大きな岩に当たりました。運転手はその岩を取り壊そうとしましたが、突然重機が動かなくなり、修理してまた取り壊そうとしましたが、再び故障し原因も不明です。その夜、夢に岩が出てきて「どうして私を壊そうとするのか?」と言うので運転手は「生活のために金が必要だ」と答えると、岩は「それなら宝くじを買って当たったお金の一部で私を掘り出して祀ってくれないか?」と言いました。運転手は半信半疑で宝くじを買うと生活に困らない程度の額が当選したので岩を掘り出しました。その話を聞いた友人が、この岩を拝み宝くじを買ったところ、途方もない額が当たりました。その噂が広まり、誰ともなくこの岩を「当銭岩」と呼ぶようになり、願掛けする人々が訪れるようになりました。”(神社の由来から引用)
「くじ猫大明神」の建立は平成30年と新しく一粒万倍の日に御霊入れの儀を行い誕生しました。左手は12時の方向、右手は9時(くじ)の方向を指していて、耳は福耳、満面の笑みの石像の招き猫像です。
この神社での宝とは、宝くじやお金が来ることだけではなく、子供や恋人、友人、良縁、夫婦円満などお金では解決できない祈願も含まれているとのことです。
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アクセス
宝来宝来神社 公式サイト
熊本県阿蘇郡南阿蘇村河陰2909-2
阿蘇くまもと空港より産交バス [快速]たかもり号乗車「木の香湯温泉入口」下車徒歩約15分