千葉県の長南町にある笠森観音(笠森寺)は、今から1240年前の784年に開基された歴史あるお寺です。崖の山頂にそびえる観音堂は、1028年に建立され、その建築様式は日本唯一の「四方懸造(しほうかけづくり)」として国の重要文化財に指定されています。
床下を長い柱で支える建築工法である「懸造り」は、京都の清水寺でも見られますが、61本の柱で四方全てを支えられたこの四方懸造は、日本ではこの笠森観音のみで見られます。
また、この場所は、北緯約35度23分、春分の日と秋分の日に太陽が通る道であるレイライン(御来光の道)に位置していてこのラインには多くの名所や歴史的な建造物があり、日の沈む日本海側には島根・出雲大社があります。
この笠森観音でご利益があると評判の「開運 黒招き猫」は、山門から境内に入ってすぐの「縁起屋 古壺(えんぎやここ)」で販売されています。
お店には、さまざまな招き猫がところ狭しと並んでいて、特にペアの黒招き猫が話題になっています。黒招き猫をさらにパワーアップさせるという各色の座布団も人気です。
またお隣には、「くろねこCAFE」があり、ドリンクや和のスイーツがいただけるのと、かわいいねこグッズや雑貨の販売もしています。
笠森観音の周辺一帯は樹齢千年以上ともいわれる巨木が林立する「国指定天然記念物笠森自然林」に指定されており、パワースポットとしても有名です。
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アクセス
笠森観音 公式サイト
千葉県長生郡長南町笠森302
圏央道「茂原長南IC」より5km
JR外房線「茂原駅」より小湊バス「笠森」バス停下車 徒歩約5分
小湊鉄道「上総牛久駅」より小湊バス「笠森」バス停下車 徒歩約5分