井の頭自然文化園では、貴重なベンガルヤマネコ(アムールヤマネコ)やツシマヤマネコ(現在は非公開で飼育)などの野生のワイルドな猫たちを見ることができます。
井の頭公園の一部となっていて、動物園(本園・武蔵野市)と、吉祥寺通りを挟んで水生物園(分園・三鷹市)に分かれています。哺乳類や鳥類、魚類を中心に190種以上が飼育展示され、ふれあいコーナーも充実しています。ヤマネコ飼育舎は、本園入り口から動物園の中を真っすぐ進んだ先にあります。
アムールヤマネコは、東アジアや南アジアなどに広く分布するベンガルヤマネコの亜種で、ツシマヤマネコとも同亜種とされています。
ツシマヤマネコは、日本では長崎県対馬だけに生息する大変貴重な野生ネコ科動物で、1971年に国の天然記念物に、1994年には国内希少野生生物種に指定され、全国の指定動物園での分散飼育により保護されています。
ゆっくりとヤマネコの観察をした後は、吉祥寺駅の反対(北口)側に猫をテーマとした「吉祥寺プティット村」が徒歩圏にありますので、ぜひいっしょに訪れてみてください。
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アクセス
井の頭自然文化園
東京都武蔵野市御殿山1-17-6
JR中央線、京王井の頭線 吉祥寺駅 南口(公園口)から徒歩約10分