猫も杓子も (東京・天王洲アイル)

猫も杓子も 猫スポット

天王洲アイルは、東京都品川区に位置するエリアで、目黒川と京浜運河に囲まれた人工島で、オフィスビルや商業施設、ホテルなどが集まる洗練された地域ですが、特に多くのパブリックアートが点在し、「アートの街」としても知られている観光客にも人気エリアです。

羽田空港やJR浜松町駅からモノレールを利用してアクセスでき、また、りんかい線の「天王洲アイル駅」も近くにあり、JR品川駅からのバス路線などもあります。

ボンドストリート

天王洲アイル駅から西側に少し歩いた運河沿いに「ボンドストリート」という、もともとの倉庫街をリノベーションした通りがあり、T.Y.HARBORなどの人気のお店も並ぶ中、このエリアでは多くのアート作品を見ることができます。

猫も杓子も (天王洲アイル)

このボンドストリートの寺田倉庫のT2ビル前(ル・カラン横)には、日本を拠点に活動するフランス出身のアーティストであるダミアン・プーラン(Damien Poulain)が手がけた、ユーモラスなアート作品「猫も杓子も」があります。高さは約4メートルあり見ごたえあります。

猫も杓子も (天王洲アイル)

日本文化や日本の生活への彼の独特な視点を反映した作品で、本来被写体であるはずの猫が反対に人間を撮影するというユーモアと皮肉が込められた作品になっています。

「猫も杓子も」とは、日本の慣用句で「誰も彼も、みんな」を指す言葉で、「杓子」はおたまやしゃもじを指し、それに「杓子(猫)」のように一見関係のないものまで含めた「ありとあらゆるもの」という意味が込められています。

猫も杓子も (天王洲アイル)

もともと2018年の「浅間国際フォトフェスティバル」のマスコットとしてデザインされた作品で各地での展示を経て、現在はこちらにパブリックアートとして設置されています。

猫も杓子も (天王洲アイル)

天王洲アイルは、倉庫をリノベーションしたおしゃれなカフェやレストランなどが充実していて水辺にはボードウォークが敷かれており、ウォーターフロントの開放感あふれる雰囲気の中で散策することができます。

金色のネコ(天王洲アイル第四公園)
金色のネコ(天王洲アイル第四公園)

近隣の天王洲ファーストタワー屋外にあたる天王洲アイル第四公園には、「金色のネコ」という作品もありますので合わせ見てみてください。

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アクセス

猫も杓子も  天王洲アイル(公式サイト)
東京都品川区東品川2-2-43
東京モノレール「天王洲アイル」駅から徒歩約7分